*お出掛けレポート*
2009年11月12日
埼玉・春日部にある「首都圏外郭放水路」の見学に行ってきました
ここは以前から行ってみたかったものの、1ヶ月前に予約が一杯になってしまうほどの人気ぶり
今回は丁度いい日に予約が取れたので、午後1時からの回に参加してきました
まずは腹ごしらえに「天下一うどん・味亭」(あじわいてい)へうどん定食(普通盛り)630円也
駐車場も店内も広く、ランチはリーズナブル春日部市(旧・庄和町)の江戸川沿いに建つ「庄和排水機場」に12時過ぎに到着
駐車場あり首都圏外郭放水路とは、水害を防ぐため洪水時に河川の水を取り込み、地下トンネルを通して江戸川に排出する施設で、平成18年から本格的に稼動してるそうです
館内には龍Q館という見学施設もあるけど、それだけだと物足りないので、ここはぜひ予約して地下施設の見学をしてみてください(^^)2階で受付を済ませ、見学会が始まるまで隣で映像鑑賞
定員20名の見学会は満員
一人で来てる人もいましたまずはどんな施設なのか、洪水時にどんな働きをするのか、模型を使って説明してくれます
漠然としか分かってなかったけど、なるほどな〜と勉強になりました
中央操作室は仮面ライダーなどの撮影で使われたそうです
そういえば「作戦司令室」っぽいかも?続いて屋上へ(北側)
庄和排水機場からポンプで送った洪水時の河川水は、江戸川へ排水されます
(矢印の辺りが排水樋管)反対側(南)
このグラウンドの下に、地下のパルテノン神殿と呼ばれる調圧水槽があります
地下の見学には向こうに見える小屋のような所まで歩いて行きます
関係ないけど晴れた日には富士山も見えるそうな係の人がカギを開けて、いよいよ地下に潜入★
途中で立ち止まったり写真を撮ったりしないようにと言われました
深さ50m、階段は100段もあると聞いてたけど、降りると結構あっという間でした
そして、ついに・・
これが噂の地下神殿
洪水時はここに水が溜められます
ここが水没しちゃうのかと思うと、ちょっと怖いような・・・
調圧水槽は幅78m、長さ177m、高さ25m
向こうの方まで走ってみたい衝動に駆られるけど、見学はここまでという線がありました
(^^;残念
説明を聞いた後は、お待ちかねの撮影タイム♪正面から見て円柱だと思ってた柱、実は横から見るとこんな形だったんです
これは水の抵抗を減らすためなんでしょうね
1本の柱は奥行き7m、幅2m、高さ18mで、調圧水槽の中には59本の柱があります
一度施設が稼動すると、1週間くらい見学は出来なくなります(今年は4回稼動)みんな思い思いに記念撮影してます
数日前に溜まった泥を外に排出したそうで、足元は濡れてる所があるものの綺麗でしたこちらの立抗(たてこう)は、残念ながら近寄れません
直径30m、深さは60mくらいあるそうな
国道16号沿い6.3kmの間に5本の立抗があり、地下のトンネルで繋がっています龍Q館に戻ったところで見学会は終了
いや〜面白かった(^^)
せっかくなので、江戸川の排出口も見てきました
排出時は1秒間に25mプール1杯分もの量が流れてくるそうです
見学会に参加して、洪水防止の為に様々な工夫がされてるという事がよく分かりました
帰りに国道16号を走ってたら立坑らしい丸い施設を発見して、何だか感動しちゃいました☆